頻度のゲーム ー ベット頻度


べット頻度もまた、同じぐらい重要だ。ポットに対してべットを入れる事で、君は相手にコールするためのオッズを与えていることになる。例えは君が$100のポットに$100をべットした場合、相手は$200対$100、すなわち2対1のコールするオッズを得る。これは強いオッズであり、幅広いレンジの手でのコールを促していることになる。

このようにシンプルにポットオッズという観点から見ていくことの問題は、そうした早い段階でのポットサイズベットにコールした後には、さらなるカードが開かれ、それによってさらなるべットが打たれる可能性が残されているという点にある。

でもそういうべットはどれぐらいの頻度で打たれるものだろう?相手のその後のストリートにおけるべット頻度はいったいどれぐらいのものなのだろうか?

その質問は非常に重要なものとなる。仮に君が、相手が次のカードが開かれた時にべットしてくる頻度が20パーセントしかないと予想しているとしよう。べット頻度がそこまで低いとなると、君としてはそういうべットが来るのはほとんど良いハンドを持っている時だけであり、ブラフはほとんどないと予想できるのだ。

もしそうならは、君はこの先のべッティングから来る脅威は無視して、目の前にある2対1のオッズを取るか取らないか、額面通りに判断できる。ほとんどの場合、80パーセントは、君のコールでべッティングはクローズされて、君は2対1のオッズをもらえる。それ以外の20パーセントは、相手にビッグハンドが入っており、君の方では、それがミスかもしれないと恐れることなくフォールド出来るのである。

では次に全く別の方向への場合について考えていこう。仮に相手が次のカードが開かれた時のべット頻度が100パーセントであるとしよう。その場合、相手は大量のブラフを入れてくると思って間違いないので、ブラフキャッチ出来るぐらいのいい手があれば、シンプルにコールダウンしていけばいい。確かに彼が2回目のべットで2対1であったオッズを変えてしまったのは間違いないが、君が相対しているのは遙かに弱い手の組み合わせであり、平均的な手でたた目を瞑って金を入れてついていけばいいのである。

べットを入れる時は常に、もし強力な数学べースの戦略でプレイしようとするのであれば、次のストリートであるパーセンテージで必すべットしなくてはならない。べットしすぎでも良くないし、しなさすぎでもいけない。君のべット頻度は正しいものではなくてはならないし、中間にあたりに存在する望ましい値にきっちりとヒットさせなくてはならないのだ。

実際には、ほとんどの人がノーリミットホールデムをプレイする時には、そのべット頻度は最適からは程遠いものになっている。ある場面ではあまりにべット頻度が高すぎるし、別の場面ではあまりに頻度が低すぎるのだ。そういう場面がいつかは予想がつくし、そこにつけ込んでも行けるのである。

君に必要なのは何に着目しておけばいいのかを知ることなのだ。

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